自分の時間を増やすために
仕事、家事、育児、1日24時間では足りない、と思うことはないでしょうか。
「はい、足りないです。」私も思っていました。しかし、タイムマネジメントを導入することで、以前よりも時間が足りない感覚は無くなりました。
労働時間を増やさず、仕事の成果を出す。
家事や育児を行いながら、少しでも睡眠時間を確保する
理想論であると思っていたことが、少しづつできるようなってきました。私自身の考え方や、実体験を紹介してまいります。
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・スケジュールを見える化する
・自分(能動的な)の時間を増やすために、できることから実践してみる
・100点満点は目指さない
タイムマネジメントとは
ある本に出会い、タイムマネジメントの概念が変わりました。
それは「タイムマネジメント 大全」
今までは、いかに短い時間で多くのタスクをこなすか。を考えておりました。
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タイムマネジメント大全 24時間すべてを自分のために使う [ 池田 貴将 ] (rakuten.co.jp)
しかし、この本と出会ったことにより、根性論ではなく論理的により良い生活ができるのではないかと感じているこの頃です。
その本では、タイムマネジメントを、「未来をデザインすること」と記されております。素敵な表現ですよね。自分や家族の良い未来のために、タイムマネジメントを活用する。
導入の背景
キツくなってきた
残業してまで、仕事をたくさんこなしているのに成果が出ない。疲れて帰宅して、家に帰っても家事や子供の世話(当時長女が1歳、妻は育休中)をしないといけない。
当時の1日スケジュール
睡眠7時間は欲しい私が、6時間はちょっと大変でした。
心理的にも、キツくなってきた2021年
【タイムマネジメント 大全】
この本に出会い、実践しようと考えたのが、きっかけでした。
意識していること
目標設定
「自分の時間が、30分~1時間は欲しい」
最初はここから始まりました。自己中な考え方かもしれませんが、自分の時間を手に入れるために、これまでの考え方や行動を改めることにつながりました。通勤時間中や、子供を抱っこ紐に入れながら、読書や調べものをしていました。
現状の分析
今の自分がどのように時間を使っているかを、可視化し分析することから始めました。
- 能動的ー意図してやりたいこと(勉強、読書、運動)
- 受動的ー無意識に消費している時間(ネットサーフィン、一部の飲み会)
- 義務的ー必ずやらないといけないこと(家事、育児、仕事)
平日の3時間を15分単位で分析してみました。
能動的な時間がないことに気が付きました。受動的な時間を減らす、義務的な時間の有効活用を通して、能動的な時間を増やすことができるかに分析を通して、気付くようになりました。
自分を変える
今までは感覚や直感で行ってきたマインドを変えて、脳科学から良いとされることを実践しました。
アンダース・エリクソン氏によると、人間が高い集中力を発揮できるのは4時間だそうです。朝起きた時が最も集中力を使える残量が多いです。そのため、集中力を要すること(仕事)は午前に行う。午後は身体(手)を動かすことを行う
・無意識を意識的へ
スマホやテレビなど、ついつい無意識に行ってしまう時間を能動的なことへ。義務的な時間を行いながら能動的な時間へ。ついついスマホを見たくなってしまいますが、自分への甘えかと考え、意識的に自時間を使うようにしました。
・プレッシャーを掛けること
例えば、30分で行っていた料理の準備を20分に短縮できないか。短縮した10分を自分の時間に充当できると思って、馬の人参作戦のように頑張りました。
実施していること
- 朝早く起きる
- 午前中に頭を使う、午後に身体を使うタスクを
- 昼寝をする
- 余白の時間を作る
- 一石二鳥になることを行う
- 夜に1日の振り返りと、翌日のスケジュール計画を行う
1つ目について、子供がいるため、1人の能動的な時間を確保することが難しいです。そのため、朝早く起きることで早く起きた時間の分、勉強や読書の時間を確保しています。
2つ目は、いかに業務の時間内に仕事を終わらせるか(=残業しないで高いパフォーマンスを出す)を意識し、脳科学的に良いとされることを実践しました。
・・・ちょっと独り言・・・
ここは業種や仕事内容によって難しいですが、商談や大事な会議はなるべく昼食後に、意図的に時間をセッティングしています。科学専門誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載された2010年の論文によると、”相手が空腹の状態の時に頼みごとをすると、断られる可能性が高くなる”そうです。可能性の話ですが、同じ成果物を出しても、時間を変えることで成功する確率が高いに越したことはないです。
3つ目の昼寝は、できるだけ15分間、目を閉じて無の時間を設けております。午後の業務(家事、育児)も心理的にリセットでき、午後も高いパフォーマンスを出せている、と感じます。アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、かつて「仮眠ができないような会社には来たくない」と発言していたそうです。
4つ目の余白の時間はご褒美の時間です。もし、何もやることがなければ受動的な時間でテレビやスマホをみる時間にしています。仮に、何かやることが発生した場合、この余白時間を活用します。
5つ目はラクをするために設けました。料理の準備をイメージしてください。ニンジンや玉ねぎを同じ形で切ることが1週間に3回くらいあったら、一度にまとめるとラクですよね、2回分の時間が省略でき、時間を創出できます。今では、冷凍技術も発達したことで、野菜を多めに買って、調理用と冷凍保存用に分けています。冷凍保存しておけば、次回の料理する際の準備も大幅に削減になります。
画像にある人参だと、輪切りや半月切りなどを行っています。
また、人参、キャベツ、玉ねぎの3セットは焼けば野菜炒めに、煮れば野菜スープに。素材は一緒で、調理方法を変えるだけで、2品作ること仕上がるのも、大変便利です。
最後に振り返りと翌日の計画。改善すべき個所や不要だったものを考え、次につなげていく。最初から100点は取らなくて大丈夫です!昨日よりも良くすることをコツコツと積み上げましょう。
また翌日のイメトレをすることで、足りないことや段取りの改善に気付くことで、タイムロスを防ぐことにつながります。
上記の中から参考になるものがあれば嬉しいですが、ぜひ【タイムマネジメント 大全】をご覧いただきたいなと。私自身、世界観が広がりました。
まとめ
お子様がいらっしゃるご家庭では、状況が異なる部分かあるかもしれません。子供が2人いる我が家では、パパとママの1人時間をそれぞれ設けてます(ママの自由時間中は、パパが子供二人の面倒を見る)。良い時間を過ごすためには、コミュニケーションも必要になるかもしれません。
・スケジュールを見える化する
・自分(能動的な)の時間を増やすために、できることから実践してみる
・100点満点は目指さない
自分の時間を増やすことは出来ます!そのために、自分の時間を分析する、変えられるところから徐々にやってみはいかがでしたでしょうか。
私自身も、半信半疑でしたが、やっていくうちに自分の時間が少しずつ確保できました。
以前よりも、日々の時間が楽しいです!
本ブログが何かしらのお役に立てれば、嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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